8/24am8:00
うだるように暑い。
目が覚めた。キャンプ場の横は海。
海がとてもきれいだ。天気もいい。
本来なら今朝、山小屋で食べていたであろうパンを食べる。
みんなはまだ目が覚めるかさめていないかというところでぼけーとしている。
特にすることもなく、みんなも起き出してこないので一人で海に入った。
なんて事はない浅瀬だったが、熱帯魚が泳いでいる。

きれいだ。
こんな何の特徴もない海岸でさえ美しい。

しばらく見とれたあと、みんなを起こしに行く。
わらわらと海に入り、今度は海でまったりする。

適当に海から上がり水道でシャワー。
洗濯物を集めコインランドリーに。
結構時間がかかる。乾燥機で乾燥までしていたら二時間以上掛かった。
借りた原付も返し、今日何をするか迷う。
とりあえず観光をすることに・・・・

8/24PM11:00
滝を見に行く。
海に直接落ちている巨大な滝。
そこで泳ぐのが夢。
でも、実際に行くと断崖の上からしか見ることができず。
無念。

マンゴージュースを飲んで島を一周にかかる。
明日泊まるバンガローの視察。
なかなかにぎやか!
しかもバンガローはめちゃきれい。

暇なので海で泳ぐことに。
ここは、岸から泳ぎだしても珊瑚が見れる絶好のポイント。
もう12時近いので私と小坂で昼食を買いに行く。
みんなは置いていくことにした。

Aコープで昼食を購入。
そーめんとウインナーというよくわからない取り合わせ。
サラダもつけたかったが高い!
この島、野菜の価格が尋常でない。
ほうれん草が280円もしたりする。
もちろん、レタスも200円台。

8/24PM13:00
みんなの所に戻りキャンプ場の炊事場をちょっとお借りしてそうめんをゆでる。
ちゃっちゃと水を切って「さあご飯ですよ」。
泳ぐのをやめ海岸でまったりしてるみんなを呼んで飯を食う。
「どう?熱帯魚いた?」
「まあいますけど・・・」
なんか、あんまり良くない感じ。
もう少し移動したところが良さそうなのでみんなを引き連れ移動。


みんなで泳ぎ出す。全体的に磯なので靴を履いて泳ぐ。
しばらくは浅かった身長もないというか膝ぐらい。
そこでも十分に熱帯魚が泳いでいて珊瑚もちらほらある。
でもなんか不満足。

沖に出たいが波が結構高くしりごんでしまう。
味田君に頼んで様子を見てきてもらう。
行けそうなので沖に出る。

浅かった足下が急に落ち込んだ。
だんだんと海を舞う熱帯魚が大きくなる。
しばらく進むと足下が無くなった。

あっ






足下は切れ込んだ溝になっている。
切れ込みの幅は10Mほどであろうか・・・
しかし深さが・・・無限に深く感じる。
だけど、底まで見える。



言葉では表現できない世界がそこには広がっていた。
青い透き通った海が広く見渡せる。
そこを泳ぐ大小さまざまな熱帯魚。
まさに、吸い込まれるように深い足下



そこにいるすべての人が言葉を失った。
本当に素晴らしかった。
後で話しても「凄い」以外で表すことができなかった。
スキューバやればもっと素晴らしいもの見れるんだろうだろうと思った。


ところがとんでもない事態が!

沖からクラゲが流れてきた。
お盆過ぎてるし「カツオノエボシ」ならやばい。
とりあえず海からあがる。
んで、また潜って
またクラゲがいてまた上がる。


結構疲れたのでもう海から上がることにした

8/24夕方
風呂に行くことに
屋久島の南部にある尾之間温泉に入浴
最近、改築したらしくとてもきれい
しかし、ちょっとびっくり
なんとイスがない
周りを見渡すと皆が床に座り込んで体を洗っている
これをまね床に座り込み体を洗う
何とも言えない、でも面白い。
お湯は熱め。
湯船につかって一つ気がついた。
女風呂と繋がっている?
水面下に結構大きな開口部がありそれが壁で遮られた女風呂の方につながっている。
しかし潜ったわけでもなく本当の事はわからない




突然だが
なんと今日泊まるところは決まっていない。
どうしよう・・・・
何とか安くあげたい。
昨夜の飲みでかなりの金を使ってしまった。
安いところを捜すが見つからず
なんと野宿に決定

スパーで明日の朝食を購入
スパーの野外駐車場にあるトイレでパソコンとデジカメを充電
米をとぎカレーを食べる


スーパーの閉店までUNOをやり続ける。
閉店後、軒下に移動し睡眠をとることに。
小坂だけは駐車場に停めた車で寝ることになった。

その夜はとても蒸し暑く風もない。
なかなか寝付けれない。

駐車場に数台の車がやってきた。
地元のヤンキーのようである。

はたして小坂は、無事生き残れるのであろうか。
こちらにも緊張が走る。
が、寝てしまった。

つづく